OUR STYLE 〜スキーのススメ

スノクエのレッスンの流れと目指すスタイル、レッスンでお伝えしているスキー運動を紹介します。

<Index>
レッスンの流れと目指すスタイル
 ・レッスン
 ・ビデオ
 ・経験
 ・楽しむ
レッスンでお伝えしているスキー運動
 スキーの乗り込みとバランス
 ターンコントロール
 ・加圧
 ・回旋
 ・角付け
 もうひとつのターンコントロール〜重心移動=ターンとターンをつなぐ切り換え運動
 ターンコントロールのタイミング
まとめ
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レッスンの流れと目指すスタイル

 レッスンはコース設定のスキー運動を中心にお伝えしています。1日にあれこれするのでなく、ひとつのテーマに沿って流れるレッスンを大切にしています。スキー運動を一つずつ習得してどこでも滑れるスキーヤーへ導きます。

 ビデオ撮影で運動のチェックをします。自分の滑りを観察することは感覚のズレを調整する効果があり、課題も明確になります。イメージとのギャップにガッカリすることもあるかもしれませんが今の滑りを自覚し楽しむことも大切だと考えます。

 1日で劇的に進化した滑りになりたいものですが上手く行かないこともあります。運動は何回か繰り返し経験を重ねることで自分の感覚となりスムーズになるものですからあの手この手で楽しみながらススメています。

 スキーには大自然の中を滑り、雪山を生で体感できる魅力があります。このスキーの魅力に集い出会ったみなさまと共に分かち合い楽しむレッスンを目指しています。アフタースキーの時間もアットホームな空間でありたいと思います。

レッスンでお伝えしているスキー運動

スキーの乗り込みとバランス

 スキーがターンするのは雪の抵抗がスキーにかかり、たわむコトから始まります。このたわむをつくるための働きかけとして、スキーに乗り込む運動をします。具体的にはカラダの重みを逃さないよう脚にグッっとチカラが入る場所を探すのがポイント。乗り込みが上手くいくと足元から押し上げてくるような反力がもらえます。この反力を足場に次のターンの乗り込みへつなげていくのです。
 スムーズに乗り込むためにはバランスのスキルが必要となり、このあたりのレッスンを基本としています。

ターンコントロール

 ターンコントロールとは積極的にスキーのたわみと反力をつくりターン弧を調整するスキー運動。レッスンでお伝えしているスキー運動のテーマは3つありスキーを加圧する、回す、傾けること。これらを脚の動きで表現し積極的な動きに合わせバランス姿勢を整えます。

 加圧(荷重)はスキーに積極的に圧を加えてターン弧を調整する運動。乗り込みとバランスの動作を積極的に行うことでたわみと反力を高めます。働きかけとして脚を曲げたり伸ばしたりしてスキーに圧を加えます。一般的には脚を伸ばせば圧が強まり曲げれば弱まると考えますが脚の力加減のバランスは方向とタイミング、人の運動タイプによって変わります。しかしターン中にお尻を落としてしまったり、足首を曲げすぎてしまったり、上半身を使いすぎてしまったりどこかに頼った動きをしてしまうとスキーに力が伝わらなくなるのでスキーの真ん中に真っ直ぐ乗るバランス姿勢を整えます。

 回旋(ラウンド、ツイスト)はスキーを積極的に回してターン弧を調整する運動。ターンスペースに限りがあったり、リズムよく小回りするショートターンやコブ、オフピステなどでする運動です。カラダの周りに脚で円を描くように回します(ラウンド)。さらに足首や太腿をひねって回し込めば(ツイスト)より小さく回すことができます。回すことをきっかけにターンをつなげるためには外向姿勢というバランスが大切になります。

 角付けはスキーを積極的に傾けてターン弧を調整する運動。雪面にスキーを傾けグリップさせることで大きくたわみ素早いターンになります。シュプールが2本の線を描くカービングターンでは必須の運動ですし、刃切れのいいショートターンや急斜面、アイスバーン、クラストなど反力が不安定になる場面でも取り入れたい運動です。脚をターン内側に傾け重心をターン内側へ移動することでスキーを傾けます。傾けることをきっかけにターンをつなげるためには外傾姿勢というバランスが大切になります。

 

もうひとつのターンコントロール〜重心移動=ターンとターンをつなぐ切り換え運動

 次のターンにつなげるところのカラダが移動する運動を重心移動とか切り換えと言います。次のターンコントロール運動がしやすいように重心を次のターン内側へ運んでいく動きです。移動の方向やタイミングは描くターン弧の反力の大きさやスピードなどによってそれぞれで、移動量をわかりやすくするために足元から動きたい運動です。重心移動はカラダを前進させる前後・上下・左右のバランスと関係が深くレッスンではここも基本にしています。

 重心移動はたわみや反力をきっかけにすることができます。反力が小さくきっかけの力が少ない場合は脚全体を伸ばし(=ストレッチング)自力をつかって重心移動を行います。一方で反力が大きくて上や後ろにカラダが抜け遅れる場合は脚の曲げ伸ばし加減で反力の大きさをコントロールします(=ベンディング)。
 ベンディングは積極的なショートターンやカービングターン、反力が大きくなりやすい急斜面やコブなどで使っていきたい運動ですが反力が小さいのにベンディングを多用すると動くことができなくなるので気をつけましょう。

ターンコントロールのタイミング

 ターンのどこのタイミングでスキー運動を行なうかによってターン弧に違いがあります。ターン後半に運動すれば「しの字」、ターン前半に運動すれば「つの字」のような弧の型になります。「しの字」型はひとつのターンをゆっくり丁寧に滑ることに適し「つの字」型はターンとターンをつなげ積極的に滑ることに適します。レッスンでもひとつの動きをワンターンずつ伝えたい時は「しの字」型、ターンをつなげ流れにしていきたい時は「つの字」型に使い分けています。どのタイミングでもスキー運動ができるようになることはターン中のバランス感覚を確実にします。レッスンで大切にしているテーマのひとつです。

まとめ

 スキー運動はその時々に割合を変えながら混ざり合うことでバランスがよくなります。どれか一つの運動だけでもスキーは楽しめますし、それぞれを少しずつ取り入れることは運動感覚を増やし、滑りの幅をさらに広げます。ぜひ一緒に習得しながらスキーを楽しみましょう。

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