2022-23

第15期 ハイクアップで根子まるかじり

シール登行で根子岳へ。ありのままの斜面をカラダで大いに感じて大滑走。おかわりハイクも十分アリの、ハイクと滑りを楽しむNEKO。

【テーマ】ハイクアップと深雪スキーを体験しよう

【日時/開催地】2023年2月19(日)日 菅平高原スノーリゾート

【スタッフ】安藤顕、福井由里子

【レッスン料金】1日コース10,800円 14期と合わせて連続2日コース21,600円

【料金に含まれるもの】1日のツアー5時間ほど。ビデオまたは写真は可能な範囲で撮影。

【人数】最小1名から最大8名まで

【レベル】中級から 登る気力体力(少々)

【必要なもの】ハイクアップスキー一式。レンタルスキー等をご希望の方はお知らせください。

【宿泊ホテル】菅平国際ホテルベルニナ ご希望の方はレッスンと合わせてお申し込みください。※宿別参加、現地集合解散など通いのレッスン参加も可能です。

【集合場所/時間】菅平国際ホテルベルニナ・スノークエストスキースクール / 朝8:30シュナイダーリフト乗り場集合・受付

【事前準備が必要なもの】

  • シール登行に対応したファットスキー(センター90-100mm)。レンタル(シールセット3,300円/1日)をご希望の方はお知らせください。
  •  ザック(20L前後)装具、衣類、水分・食料を出し入れするために必要です。※チェスト、ウェストベルトが付いていると登行や滑走時に揺れない。
  • 水分(体重+荷物kgx行動時間4hx5ml)例:安藤の場合 70x4x5ml=1400mlで約1.4L。冷たい水分500-1000mlと温かい水分500mlに分けて持っています。
  • 軽食と行動食〜お昼に食べる軽食と休憩に軽く口に入れるもの。お昼をまたぎますので軽食をとりますが山行時間から滑り終わってからお昼にしてもいいと思います。軽食・行動食はカラダが冷えてしまわないように短い時間で食べれるものがいいです。安藤の場合、おにぎりや菓子パンを持つこともありますが炭水化物や糖質を多く含むグラノーラを携帯しています。
  • ストックは通常スキーで使っているもの。BC用のストックがあれば何かと快適なのでオススメします。ネットでも1万円あたりから買えます。
  • ブーツはいつも使っているもの。BCブーツがあればより行動しやすくなる。ウォークモード(足首がフリーになるから歩きやすい)とスキーモード(足首をロックして固定させる)に切り替えができる。BCブーツは商品によっても感じ方にも個人差があり、登りやすいが不安定で滑りづらいなど特徴があります。

【服装/登りで気をつけたいこと】汗冷え、脱水、凍傷、日焼けなど服装は注意が必要です。

  • 登る時は必ず汗をかきます。綿入りウェア着用の場合かなり汗をかき脱水しやすい傾向があります。中に着るものを薄くし滑る時に着るようザックに入れておいたり、天気が良ければベンチレーションを全開にしたり脱いで腰巻きやザックにくくるなどして熱の換気に工夫しましょう。可能であれば綿なしウェアで中に着るもので調整できると全天候に対応できるためオススメします。
  •  頭と手の部分も汗をかきます。ゴーグルは汗で曇ってしまったり凍ってしまい使い物にならなくなってしまいますのでサングラスが好ましく、替えのゴーグルを入れておきましょう。手も一般的なスキーグローブは汗で濡れてしまいます。濡れると後に凍りカラダの体温を奪うこともあり注意が必要です。天候が良ければ登る時は100均にあるような薄手のインナーグローブで滑る時はスキーグローブに着替えるのもいいですし専門的には防水性のあるアウターグローブと保温速乾性のあるインナー類の重ね着で調整できるといいでしょう。
  • 汗をかくと日焼けしやすくなります。顔全体・首周り、部分では目・鼻・耳・唇など外に出るところがよく焼けます。また寒い日や雪の日は外に出ているところから凍り凍傷になることもあります。日焼け止めクリーム・リップ、サングラス、顔や頭を覆うバフ、目出帽やビーニーなど天候に合わせて予防します。
  • ブーツの中も汗をかきます。ソックスはできるだけ汗の吸収と速乾をしてくれるものがオススメです。また登行はブーツの中で足が動きやすく擦れ傷が起こりやすいです。厚手のソックスにする、テーピングを巻くとかワセリンを塗って保護します。

【服装/滑りで気をつけたいこと】

  • 滑りの服装はゲレンデスキーと変わりませんが足元から深雪にもぐりますから意外と冷えます。楽しく滑っていたら熱く燃えてきますが基本冷えるということも忘れずに。登りが終わりその時は薄着で大丈夫でも滑り始めると冷えてきますのでスキーモードに着替えましょう。
  • 根子岳は比較的穏やかな斜面ですが自然には木や岩がありますのでヘルメットを着用するほうが安全でしょう。

【標高差と風速と温度】

  • 気温は標高100m毎に-0.6℃、風速1m/s毎に体感温度が-1℃下がると言われます。例えば根子岳の行程では600m上がりますから-3.6℃と穏やかな日は風速2m/sとして-2℃、山頂付近の温度は合計-5.6℃スタート地点より下がります。

【スケジュール予定】安全に楽しく行動し余裕をもつために下記の過去記録を参考に装備の事前準備をお願いいたします。

19日 8:30シュナイダーリフト乗り場集合・受付 9:00奥ダボス根子岳登山口までリフトで移動し出発 ー終日根子岳ー 14:00奥ダボススキー場ベース着 解散

※天候に左右されますので変更がある場合は事前にお知らせいたします。悪天候の場合はゲレンデ周辺のオフピステ攻略レッスンになります。

朝8:30集合。シュナイダーリフトから出発しリフトを乗り継ぎ、奥ダボス第3トリプルリフト降り場まで移動します。リフト降り場登山口(1595m)でシール登行の準備をし登行スタート。目指すポイントは根子岳(2207m)周辺に広がるコンディションが良さそうな斜面。根子岳は急登がなくBC体験がしやすい山です。登るペースはかなりゆっくり行きます。カラダがなれるまでは景色を楽しんでゆっくり登って滑る体力を温存しましょう。雪の良さそうな斜面を目指します。距離3km、標高差600m、登行時間3h。

 

目的地に着いたら休憩をはさみ、いざパウダーラン!イェーイと盛り上がったところで、ちょっくらおかわりに行きますか。という感じに時間の許す範囲で斜面を遊びます。

14:00頃、遊びまくって奥ダボススキー場ベースに到着。ツアー時間5h。

2020シーズンの根子まるかじりの様子。雪が降り絶好のパウダーになりました。

2020シーズンの山行記録。スノーキャットが運行していたので避難小屋まで利用しました。